古民家宿について

「唐津街道」沿いに百年以上たたずむ
日本の伝統的な家屋
最低限のリノベーションにより
生まれ変わった古民家です

縁側で満月を

しんと静まる夜、縁側に腰掛けて見上げる満月。やわらかな灯りに照らされた日本庭園が、幻想的な風景をつくり出します。虫の声に耳を傾けながら、湯上がりの余韻とともに、月の光に包まれるひとときをお楽しみください。「月」の特等席です。

日本庭園

手入れの行き届いた日本庭園越しに、ふと見える和室の明かり。障子越しにこぼれる柔らかな灯りが、まるで物語の一場面のように心を和ませます。庭と室内がひとつに溶け合うような、穏やかで贅沢な時間が流れています。

8畳の和室

二間続きの8畳和室は、静謐で開放的な空間を生み出し、まるで時が止まったかのような静けさに包まれます。畳の香り、床の間の設え、そして飾られた着物が、日本文化の繊細な美を物語ります。障子越しに差し込む柔らかな光が、室内に上質な安らぎをもたらし、心からリラックスできる特別なひとときを演出します。

日本庭園へ

障子をそっと開けると、その先には四季の表情を湛えた日本庭園が広がります。畳の香る和室と、自然の静けさが調和し、まるで一枚の絵画の中にいるかのよう。庭石や苔、手入れの行き届いた植栽が、凛とした美しさを演出します。朝の澄んだ光、夕暮れの柔らかな陰影、夜のライトアップ…時間ごとに移ろう風景が、心に深い安らぎをもたらします。

和室1

2階に上がると小ぶりながらも趣に満ちた和室があります。木製の格子越しに差し込むやわらかな太陽光が、畳に美しい陰影を落とします。刻々と表情を変える光と影が、室内に静かな詩情を添え、時間の流れさえも忘れさせてくれます。読書や瞑想、小休憩などに最適なこの空間は、日本建築の繊細な美を感じ取ることができる、隠れ家のような一室です。

和室2

和室はもう一つあります。歴史を物語る太い梁が天井を支える、趣深い和室です。古民家ならではの力強い木の存在感が、空間に静かな重厚感をもたらします。装飾を控えたシンプルなしつらえは、読書や書き物、心を整える瞑想にもぴったり。喧騒から離れ、自分と向き合うひとときを過ごすのにふさわしい、静けさに包まれた一室です。日常を忘れ、心を澄ませる時間がここにあります。

檜が香る石風呂

大型の浴槽

かつての古民家の趣をそのままに、大胆なリノベーションを施した浴室は、まさに非日常の癒し空間。石貼りの広々とした浴槽は、足を伸ばしても余裕のあるサイズ。肌にやさしいお湯が、旅の疲れをゆっくりと洗い流してくれます。

四季を感じる

浴槽の縁には、温もりあふれる檜を使用。湯気とともに立ちのぼる檜の香りが、心を穏やかに包み込みます。大きく開かれた開口部の向こうには、四季折々の表情を見せる日本庭園が広がり、まるで絵画のような景色を眺めながら入浴を楽しめます。朝のやわらかな光に包まれて迎える一日の始まり。あるいは星空の下で過ごす静かな夜の時間。ここでは、都会の喧騒を忘れ、ただ「今」を味わう贅沢が待っています。

古民家で
心穏やかな一日を

この古民家には、日本の美と静けさが息づく空間が随所に広がっています。檜と石を贅沢にあしらった浴室からは、日本庭園を眺めながら癒しの時間を。二間続きの和室では、畳と床の間がもたらす豊かな和の趣に包まれ、障子を開ければ庭園の四季が迎えてくれます。2階には、光と影の演出が美しい小さな和室、そして太い梁が落ち着きをもたらす書斎のような和室も。どの部屋にも、時を忘れて過ごすための静寂と美が息づいています。日本の伝統に触れながら、心から安らげるひとときをお過ごしください。

部屋
1階和室・2階和室2部屋
設備
キッチン・トイレ(2ヶ所)・洗面・浴室・エアコン